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すずかけ通り、ゆりの木通り [西洋絵画の鑑賞法]

図書館に予約しておいた美術鑑賞に関する3冊の本が同時に「準備できました」になった。 快晴の暖かい日だから長バスで行くのはいいが、一度に借りれればうれしい。

港南台駅から地下鉄上永谷駅行きのバス路線に図書館がある。そのバスの通る途中に「すずかけ通り」と「ゆりの木通り」という洒落た名の並木通りがある。 この道が開発された頃からこの名が付いているような気がする。20101106yuri 004.jpg

すずかけは所謂マロニエのことだと分かるが、ゆりの木は北海道千歳に同じ名のスナックがあって、ゆりの木の花が好きなママさんが詩人だった。道新地域紙のエッセイ仲間「せせらぎ」同人だった。そこで初めてゆりの木を知ったのだが、その後新宿御苑やこの道でなじみになったわけだが、見た限りではこの二つの木は見分けが付かない。きっと花と実の形が違うのだろう。いつか調べてみようと思っている。

写真はゆりの木(ゆりの木通りの終わり近くだから)

書評ー西洋絵画のひみつ [西洋絵画の鑑賞法]

himitu01.jpg わたしは、キリスト教の聖書について、ところどころのエピソードについて見聞きしたことはあるけれど、殆ど無知に近い。したがって、西洋美術の変遷は深く聖書に関わっているということを身に沁みて感じることがなかった。

 先ず聖書の物語の挿絵として描かれた絵画が発端として、旧約新約の色々なエピソードが描かれ、次第に登場人物の特徴や持ち物が特定されるようになり、物語の進行になくてはならないものになった。この本のおよそ半分はこの聖書にまつわる話である。

 次いで、その絵の背景から次第に宗教的主題から離れた風俗、風景、静物などが描かれるようになることや、西洋画の特徴の一つであるヌードの由来が語られる。これらは、自分の絵画鑑賞が、いかに宗教性物語性をないがしろにしていたかを、感じさせてくれた。今までヌード画や、風景画と静物画などは当たり前だと思っていたのを、ルネッサンス以来の比較的新しい視点だということを教えてくれた。

 全編、イラストが多用され、記述も文字が少なく簡潔にまとめられていて読みやすい。近ごろ稀な良書であると思う。本の所蔵は瀬谷図書館で、比較的早く予約をしたので、予約番号は2番だったにもかかわらず、順番が来るのに2箇月掛かった。

藤原えりみ著、朝日出版社・1680円
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